安全への取り組み / 防犯対策

ドライブレコーダーの導入

当社では、走行中の車両の事故や急ブレーキ等の衝撃を感知し、その前後の走行状況を動画として記録するドライブレコーダーを全社に導入しております。交通事故だけでなく、急ブレーキ、急加速、急旋回も詳細に記録できるため、事故の状況解析だけでなく、日常の安全運転指導や省エネ運転指導にも活用しております。


アルコール測定器の導入

最高水準の測定制度を実現しているアルコール測定機器(ALC-PRO㈼東海電子製)を導入し、出庫前、帰庫後に毎日測定して、飲酒の有無を判定しております。またこの測定器は、付属USBカメラで、被測定者の写真付き測定記録をし、乗務員毎の認証IDと写真の組み合わせにより、測定の不正や記録の改ざんを防止することができますので、信頼性の高い測定記録を残し、酒気帯びや酒酔い運転等を起こさない仕組みを確立しています。


車内カメラの導入

タクシー運転手を狙った強盗事件が相次いだ影響を踏まえ、バックミラー上部に車内撮影用の赤外線カメラと音声ユニットを備え、車内の映像と音声を録画・録音しております。ただし、お客様のプライバシーを保護するため、映像等の再生は、事件・事故が起きたときに限定しており、記録したデータは、専用解析ソフト以外では保存も再生もできない設定にしている他、独自の暗号化技術と複数のパスワードにより、データ流失を防止しています。

車両の整備

すべての車両の整備を徹底することで、車両不備による事故の発生を未然に防ぐとともに、十分な点検整備が環境負荷の低減につながります。 車両運行前に乗車するドライバーが必ず日常点検を行うだけでなく、車両整備計画に基づき、法定3カ月点検および法定12カ月車検整備を実施しています。標準化された点検整備項目を確実に実施することで、車両不備による事故撲滅に取り組んでいます。


定期講習会の開催

運転中に「ヒヤリ、ハッ」とした体験などが記録された危険映像を、定期講習会の研修教材として活用しています。また、参考になる映像をドライバー同士が共有することのより、ともに安全対策を考えるなどのディスカッションの場としても活用しています。



緊急強盗対処訓練の開催

近隣警察署様にご協力いただきまして、緊急強盗対処訓練を実施しました。強盗犯人に扮した警察官2名が模擬ナイフを使用し、乗務員を脅した後、現金を奪い逃走するというものです。犯人への対処要領や、警察への110番通報について訓練を受け、同時に強盗被害に遭わないようにするための接客や心構えについても講習を受けました。